中世にタイムスリップ!世界遺産マルボルク城・ポーランドの切り絵~新しい作品ができました~

切り絵マルボルク城

製作年月 2020年8月

素材   黒色キャンソン紙

     備前画仙紙

     パステル使用

サイズ  A3サイズ   約41×29㎝

ポーランド・マルボルク城の作品は、はっきりとした色が出るようにパステルを使いました。ベニスの黄昏の作品は全体に色をつけたかったのでパステルの粉を生かした仕上げにしましたがマルボルク城は水面鏡の美しさを強調するために背景台紙の上にもう一枚パステルで着色したオレンジ色の和紙を貼ってみました。

切り絵イタリア・ヴェネツィア
切り絵ベニスの黄昏

ポーランド一人旅の記録

ポーランドひとり旅の記録(2018年12月6日〜10日)←クリスマスマーケットを見たかった
1日目 伊丹空港〜成田空港〜ワルシャワ空港〜グダンスク空港〜トルン
2日目 トルン 〜ポズナン〜トルン
3日目 トルン 〜マルボルク城〜グダンスク
4日目 グダンスク〜グダンスク空港
5日目 グダンスク空港〜ミュンヘン空港〜上海空港〜関空←トランジット乗り遅れ
(特典利用航空で飛行機代は無料でした)

海外旅行はいつもツアーを使わず個人旅行で飛行機とホテルは別々に予約し、行きたいところは個人的に切符を買っていくかオプショナルツアーをつかいます。ポーランドはひとり旅だったわけですが以前住んでた方のご厚意によりタクシーの運転手←女性を手配してくださいました。
日本語のできる人ではつまらない、かと言ってポーランド語はめちゃくちゃ難しいし間をとって英語のできる人、わたしはあまり英語が喋れないので意思疎通はかなり難しかったのですが逆にハチャメチャが楽しい思い出となりました。
タクシー代は上記の3日間の移動で5万円ほどでした(街から街への移動は約2時間半)
ポーランドはユーロではなくズロチという通貨です。ズロチの両替はめちゃくちゃ不安で一応ユーロも用意してましたがちゃんと成田空港に両替所がありましたし現地でも日本円両替所はあちこちにあるのでご安心を。

今回のマルボルク城はトルンからの帰り道に寄ってもらいました。現地のタクシー運転手もマルボルク城は初めてらしくグダンスクへもなぜかタクシーの運転手の友だちまで便乗して(-_-;)マルボルク城とクリスマスマーケットを喜んでいました。ま、いいんですけど…。英語の勉強にもなりましたし。
マルボルク城は世界遺産でとても絵になります。前には川が流れていて水面鏡がいい感じ。トルンからは少し離れていてグダンスクに近いのですがどちらかというとトルンの方がマルボルク城のような煉瓦の感じで古き良きヨーロッパを感じさせてくれ中世ドイツの影響を色濃く受けています。グダンスクの街並みはロシア寄りだと思います。

画家にとっては憧れの場所でもある世界遺産マルボルク城に行けて本当に良かった‼︎多分こんな機会は2度とないと思います。ポーランドは他にも見どころがいっぱいあるし行ききれないですね、きっと。

ちなみにポズナンの切り絵はこちら

切り絵ポーランド・ポズナン
切り絵ポーランド・ポズナン

トルンから2時間半のポズナン旧市庁舎はすごくカラフルでお洒落な市庁舎なのですが白黒にしたので次は同じ旧市庁舎を違う角度から色つきで作ってみたいと思います。旧市庁舎は12時になると2匹のヤギが喧嘩をしだすカラクリ人形が出てくるのですがそれを見られるようにトルンを出発してもらったわけですが結局運転手さんがポズナンの街で迷って見られなかった…。オールドタウンって単純にナビに入れるからほんまの古い町に行ってしまったし、怒。ま、お昼ご飯とか一緒に食べて楽しかったからいいですけど。
こちら一緒にお昼を食べたポーランド餃子^_^


ほんま珍道中。かなり自己主張が必要でした。

切り絵の作品集はこちらから