新しい作品ができました!ノートルダム大聖堂2枚。

作品サイズA3
2021年1月製作完成
素材
①黒色渋紙 背景 白色画仙和紙
②茶色渋紙 背景 阿波和紙三椏

2017年3月に母と訪れたフランス・パリ。
フランスは小さいときに訪れて以来2回目。かなり街が茶色くなったなという印象を受けましたがやはりワクワクできる街。
観光スポットもたくさんありくたくたに。しかも行くとこ行くとこ検問あり。あげくに地下鉄ですら鉄道警察に検札を確認される始末。こんなか弱い老人と女性からも罰金を取ろうとするかな~。ひどいわ。地下鉄一日券にきちんと記述しておいてよかった~。皆さんもお気をつけください。

見るところが多すぎ、ノートルダム大聖堂の前に行ったサントシャペルでパリNO.1のステンドグラスは見ていたので大聖堂の中はスルー!手荷物検査で混んでいたし…。
スルーするんじゃなかった。と後悔。火災で2度と見ることはなくなってしましました。
ま、でも逆に周辺をじっくり見ることができてよかったかな。
大聖堂の彫刻は半端なく綺麗です。気の遠くなるような細工の数々。日本人は器用だとよく言われますがヨーロッパの美術品の洗練された作品には圧倒的センスの良さを感じさせられます。これは器用さにとって代わる大胆さがあるからでしょうね。
洗練されたノートルダム大聖堂。
茶色の色渋紙と黒色色渋を2枚切りにしました。2枚重ねてずらして1枚の作品に仕上げようと思っていたのですが、悩んだ挙句別々の作品にしました。
黒色のほうは背景に画仙紙を使い水色の水彩ぼかしを入れています。こちらのほうがシャープに見えます。
茶色の渋紙はたまたま伊勢型紙を三重県に買いに行ったときに見つけたもの。ブラシの刷毛の跡がある柔らかい色のブラウン。需要がなかったのかな~、もう作らない色らしく最後の一枚を購入。この紙を見たとき、このデザインに使用しよう!いやこれも!とあれこれたくさんデザインが浮かんだ素敵な色だったのですが廃盤色とは…。よほどみんなと感覚が違う自分に気づく今日この頃でした。
吟味に吟味を重ねた結果ノートルダム大聖堂にこのブラウン色渋紙を使うことに決定!!!
今回の作品となりました。

わたしの中の思い出の1枚(2枚)です。