東山魁夷・長野県立美術館にて

魂を吹き込まれる作品

切り絵は少しお休みしているわけですが、長野県立美術館・東山魁夷館で本制作『緑響く』・『水辺の朝』が第一期6月1日まで展示されるということで、この機会を逃すと2度とみられない!!!と思いどうしても見たく鑑賞してきました。
もちろん静かに一言も発しず…。

東山魁夷美術館は長野信濃美術館がリニューアルしオープンスペースありでとてもきれい。善光寺のすぐ隣にあります。

長野県立美術館
長野県立美術館
善光寺
善光寺

そんなに大きくない展示室なので入ってすぐに『緑響く』・『水辺の朝』が並んで飾られているのが見えました。もうそれだけで感動❕
もったいないので他の作品を先に見て(笑)ゆっくりお目当ての絵を鑑賞。も~~この感動を誰に伝えよう!!!!。
『水辺の朝』は思ったより小さい作品だったのですが、やはり『緑響く』はすごい。こんな間近で鑑賞できるなんて夢のよう。いやもう死んでもいいわ、気分。涙涙。どうしたらこんな色が作れるのか。

緑響く
緑響く
なんか色薄くなってしまった
水辺の朝

東山魁夷ファンといっても白い馬シリーズしか知らなくて生い立ちとか生き様とかほとんど知らなかったのですが←すみません
『緑響く』は魁夷画伯がなんと74歳の時の作品。え、最近じゃん。。。。

年齢を重ねるごとに目が見えにくく色の識別が難しくなったり手先が動かなかったり、晩年のモネの色がそうであるように自分でも切り絵もそろそろ限界かなーなんて考えていた矢先に74歳でこんな素敵な絵がかけるんだという驚き。
作品から魂をいただきました。

それこそ白い馬しかあまり興味がなかったけれども同時に展示されていた『山霊』。
感動の嵐❕❕山の霧が動いている。
画伯は人を描かないない主義だったそうですが確かに、人を描かなくても絵に動きがあって生きてるんですよね。。。。しゅばらしい!!!!

山霊
山霊


もう最後には油絵ではないのに紙がシナシナにならんのかな~とかいらん事ばかり考えてしましました(笑)

そして再び切り絵を始めたのでした。

長野は自然も多く食べ物もおいしい❣

戸隠神社
戸隠神社
戸隠蕎麦
戸隠蕎麦
美味!


鏡池
鏡池
お菓子めちゃ美味しかった